『にほんごこれだけ！１』 『にほんごごれだけ！２』 『にほんごこれだけ！のヒント集＋単語リスト』 監修：庵功雄（ココ出版） 日本語教室の活動の中では、体系的に日本語を学習することを目的とするものと、交流型のものなどがあります。どちらのタイプでも、参加者同士の日本語での交流（おしゃべり）の場面が必ずありますね。そんな時におすすめなのがこのテキスト。 トピックシラバスなので、どのトピックから始めてもよくて、文法に気を付けたい人向けの配慮もされています。この7月に発行された『ヒント集＋単語リスト』には、10言語の語彙表もあるので、外国人参加者が「言いたいけど日本語が分からない」という時にも、語彙表から言葉を探すことができます。コラムのページも、とても興味深い内容が盛りだくさんです。 日本語ゼロ初級の外国人参加者でも、日常生活で必要最低限の会話ができるように作られていますので、日本語レベルが違う参加者がいても、おしゃべりを通して情報交換しながら、日本語学習に親しんでもらえる良書です。
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