2025年1月11日(土)、熊本市でインターカルト日本語学校主催の対面セミナー「地域日本語教育の可能性を切り拓く」(文科省委託事業)が開催されます。地域日本語どっとねっとを運営するNPO多文化共生プロジェクトが共催、アルク、凡人社が後援です。本セミナーの内容、見どころなどを紹介します。
開催の目的
みなさんは、地域日本語教室の意義をことばにできますか?そもそも、地域日本語教室はなぜ必要なのでしょうか?教室に来る学習者が減っているという声がある一方で、日本語教室がない地域では教室立ち上げがすすめられています。本セミナーはこのような背景のもとに、地域日本語教育について① 何のために行うか、② ①に即してどう具体化するか、③ ②の取り組みの意義をどうことばにするか、について考えます。
内容・登壇者
講演1 地域日本語教育と言語教育政策
/ 神吉宇一(武蔵野大学)
日本語教育政策、地域日本語教育などが専門。現在の興味関心の中心は、「ことばの教育を通して共生社会を実現するとはどういうことなのか」を探究すること。小倉出身、九州好き、先祖は熊本で職人をしていました。
講演2 福岡県における地域日本語教室の展開とその意義
/ 深江新太郎(NPO多文化共生プロジェクト)
福岡県と福岡市が取り組む「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」のコーディネータ―など。地域日本語教室にはどのような可能性があるのかをテーマにアクション・リサーチをしています。熊本は学部時代を過ごした第二の故郷です。
意見交換 地域日本語教室の意義をどうことばにする?
ファシリテーター
/ 高柳香代(TADECO,宮崎県国際交流協会)
セミナー終了後、同会場を開放し登壇者と自由に話ができる時間があります。セミナー内で聞けなかったことなど、どうぞご自由にお聞きください。凡人社による書籍展示もあります。遠方の方もいらっしゃると思うのですが、熊本でお待ちしています。
詳細・お申込み方法
□文科省委託事業 R6年度現職日本語教師研修プログラム普及事業 対面セミナー・九州ブロック
□主催:インターカルト日本語学校
□共催:NPO多文化共生プロジェクト
□日時:2025年1月11日(土)14時~16時30分
□場所:熊本森都心プラザ(JR熊本駅,徒歩3分)
□料金:無料
□定員:50名(先着順,どなたでもご参加できます)
□お申込み先:https://forms.gle/usEdDDPa5iz16xYF7
□お問い合わせ先:seikatsusha_info@incul.com,03-5816-5019(担当:谷口・菅波)
□後援:熊本市国際交流振興事業団,福岡市,宮崎県国際交流協会,凡人社,アルク,日本語教師養成コンソーシアム九州沖縄(CJTT九州沖縄)
□申し込み用QRコード