著:吉田有美(アスク)
コーチング、20年ほど前に私も少し勉強したことがあります。言葉の受け止め方、伝え方など、日常の仕事や生活でも役に立つことが多々あります。 日本語教師や日本語支援をしている方の中にも、 「うまく伝わっていないんじゃないか」 「どうして同じことを何回も聞いてくるんだろう」 「そもそもこの人、何で日本語勉強しているのか」 「どうやったら学習を続けてくれるのか」 なんてことを思っている方は多いのではないでしょうか。 ぜひこの本を読んでみてください。教師や支援者、学習者もともにお互いに成長できるヒントが見つかると思います。本編はあとでじっくり読むとして、とりあえず巻末のQ&Aを読んでみるだけでも、「なるほど!」「これやってみよう!」と実感できると思います。 この本の〈はじめに〉にはこうあります。「コーチは“相手の可能性を信じ、一緒に前進していくパートナー”として対話をします。そのためには、自分のことも相手のことも尊重すること、話をよくきくことが大切だと知り、学習者との関わり方が根本的に変わりました。」 学習は、学習者が主役です。学習者の話をよく聴いて支援する。ぜひ取り組んでいただきたいと思います。
書籍の詳細はこちら 商品の購入はこちら